~STAY HOMEで差をつけよう~
*今週の課題~一音一文字~
今回は、言語分野「一音一文字」に取り組んでみましょう。
<基本>
音の数だけ楽器を鳴らしてみよう。
一音一文字とは、一つひとつの音が組み合わされて、言葉ができていることの理解です。「うさぎ」は「う」「さ」「ぎ」。一音と一文字が対応します。年長児はもうすでに、文字に興味を持っている子どもも多いはずです。もし文字をある程度理解していればスムーズです。子どもが興味を持つ時期は吸収する時期ですので、子どもが文字を覚えたいのなら教えてかまいません。しかし、小学校入試には文字の読み書きは基本的には不要です。まだ興味がない子どもに無理強いをすることは決してしてはいけません。
おうちに楽器はお持ちですか?打楽器があると最高です。カスタネット、タンバリン、たいこ、トライアングル、木琴など、もちろんおもちゃで十分です。一音が明確なものにします。絵カードなどをお持ちでしたら、まず、子どもと名称を確認しておきます。「これは何という名前?」、「うさぎ」、「そうだね、うさぎだね」。そして今度は、「この名前の音の数だけ、たいこを叩いて」というように、子どもに音を出させます。その際、名前を口に出しながら、「う」、「さ」、「ぎ」と叩くようにします。こうして、一音が一文字であるということを認識させてみましょう。
これは、今の時期の年中児でも楽しく取り組めます。名詞の習得にも有効です。
<発展>
音の数だけ、指を折ってみよう。
お子さんは指で数を数えられますか?「うちの子は指を使わなくても計算できるわ」という声が聞こえてきそうですが、指は第二の脳、指を使えるようにすることは脳にもよい刺激を与えます。是非、指で10まで示せるようにしてみましょう。ご家庭のやり方でかまいませんが、いつも同じ指で同じ数を示すようにします。1なら人差し指、2は人差し指と中指…というように。
はじめはむずかしいかもしれませんが、できるようにしておく方が圧倒的に有利です。数の増減、差の数、数の合成など、指があれば間違えるはずのない課題はたくさんあります。考査でもこそこそせず、堂々と指を使ってかまいません。頭でやる方が偉いなどと勘違いして間違うより、指を使って正解を出す方が合格に近寄ります。数の問題に「惜しいから△」などありません。満点か零点かです。さあ、今日から指の練習をしてみましょう。
そして、音の数も指で表現してみましょう。指の練習にもなり、一音一文字の練習にもなります。はじめの音、2番目の音なども確かめてみましょう。今使えるようになった指は、考査会場に必ず持ち込めます。とても有効であることがご理解いただけると思います。
<おまけ>
指の形を見て、いくつを表しているかわかるようにしてみよう。
まずはお母さまが指で数の形を作り、「7」、「4」というように子どもに答えさせます。上手にできるようになったら攻守交代。今度は子どもを先生役に見立て、指で数を作らせます。お母さまが答え、「正解!」などと言うように、楽しみながら身につけておきましょう。数の問題で指が答えを出してくれたとき、その形を見ていくつか瞬時に判断できるための練習です。くれぐれも、楽しい時間の中で取り組んでみてください。
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